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バスケのガードの役割とは?ゲームを組み立て支配する6つのポイント

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バスケットボールにはガードと呼ばれるポジションがあり、その役割からポイントガードとシューティングガードに分かれます。ポイントカードはボール運び、パス、試合の組み立てを等を担うポジションで、シューティングガードはボール運び、パスの他にアウトサイドからのシュートを決めるという得点源としての大きな役割があります。

ポイントカードはチームの司令塔やコート上の監督と呼ばれる事もあるとても重要なポジションで、比較的身長の低い選手がなる事が多く、ポジション番号は1番で呼ばれます。

日本人初のNBA選手である田臥勇太が代表的なポイントカードですので、その役割は大体分かると思いますが詳しく説明していきましょう。

 

ポイントガードの役割

①チームをまとめて引っ張る

チームを精神面、テクニック面の両方で引っ張り、コート上の監督として試合を組み立てていく役割で、状況を一瞬で把握して判断する能力が必要になります。

②ボールをフロントコートに運ぶ

オフェンスでは大体、どこかのタイミングでポイントガードが起点となり得点に繋げます。ドリブルやパスで敵陣にボールを運び試合を組み立てていきます。最もボールキープ力(ハンドリング力)が必要です。

③パスでシュートチャンスを演出する

ポイントガードの主な役割として他のプレイヤーにパスを供給するという事が挙げられます。自分がディフェンスを引き付けたり空いたスぺースにパスを出す等、司令塔として起点となって動かなければなりません。また、パスをした後、同じ場所で留まっていると攻めるスペースが無くなりますので、パスをした後は必ず動くようにしましょう。

④効率的なシュートを打つ

ディフェンスがインサイドに集中した場合はアウトサイドに広がり、フリーになってシュートを放ちましょう。アウトサイドのシュートが決まるとディフェンスは広がってきますからインサイドにスペースが出来ます。確率の高いシュートを打てればディフェンスを縮めたり拡げたりする事が出来、攻撃のバリエーションが増えていきます。

⑤常に冷静にコート全体を把握する

心は熱く、頭は冷静に敵・味方の状況を把握し、試合の流れを引き寄せていきましょう。自陣だけでなく相手チームのベンチ状況まで見る余裕があれば試合を支配できますので、意識して周りをよく観察するようにしましょう。

⑥チームメイトの強み、弱みをよく知る

ミスマッチが出来て、その選手の強みが生かせる場面であれば積極的にパスを出す等、チームメイトの強み、弱みをよく知る事でプレーの幅を拡げていきましょう。

 

~まとめ~

ポイントガードはバスケットボールで最も需要なポジションで優れたポイントガードがいるチームは例外なく強い傾向にあります。それはポイントガードが試合中にボールを持つ機会が最も多く、コート上の監督としてゲームの組み立てを考える立場にあるからです。

ポイントガードというのは専門職であり、展開に応じて速攻を展開するのか、落ち着いてまず一本取っていくのか瞬時に判断する能力が必要になります。

又、ポイントガード同士のマッチアップの場合、ディフェンスで相手を封じる事が出来れば大きなダメージを与え、ゲームを支配出来る為、ディフェンス力も要求されるポジションです。

ポイントガードは数多くの役割がある為、高い技術力が必要ですが、同時にチームをまとめる人間力が有る事も大きなポイントになります。現在、ポイントガードを担っている人、これからポイントガードを目指す人は技術、知識だけでなく、この人間性にも注目して取り組み、ゲームを組み立てる醍醐味を味わって頂きたいと思います。