スポーツ

バスケットボールの基本的なルール

スポンサードリンク

◆試合時間

10分のクォーター(Q)を4回行う合計40分の試合時間です。中学生は8分を4Q、ミニバス(小学生)は5分を4Q行います。1Qと2Q、3Qと4Qの間には2分間の休憩があり、2Qと3Qの間には10分間の休憩があります。

反則やタイムアウト、フリースローの際には試合時間が止められ、次のプレイが始まると同時に再スタートとなります。通常、シュート成功時には試合時間は止まりませんが、4Qと延長戦の残り2分間は、シュートが成功したら時間が止まります。

◆ジャンプボール

ジャンプボールは1Qの試合開始時のみ行われます。2・3・4Q及び延長戦の開始時やヘルドボールなどジャンプボールとなる状況(ジャンプボール・シチュエーション)ではスローインでゲームが再開されます。

ジャンプボール・シチュエーション

ボールの所有チームが分からなくなった場合に両チームが交互にスローインしてゲームを再開します。2Q以降は、それぞれ前のクォーター終了時点でスローインの権利を持っているチームが行います。

◆タイムアウト

各チームは前半(1Q、2Q)で2回、後半(3Q,4Q)で3回 合計5回タイムアウトが取れます。タイムアウトは1回につき60秒間で、使わなかったタイムアウトを後半または延長戦に持ち越すことはできません。

◆選手交代

バスケットは何度でも選手交代が可能です。選手交代はスコアラー対して申請した後、ボールがデッドになれば、審判の指示により行われます。

◆チーム・ファウル

クォーター毎に4回のファウルを行うと5回目からシュート動作中のファウルでなくても相手チームに2本のフリースローが与えられます。

◆パーソナル・ファウル

コート上のプレーヤー同士の接触によって起こったファウルです。ディフェンス、オフェンスの場合があり、シュート体勢の時にファウルするとフリースローとなります。

◆テクニカル・ファウル

プレーヤーがスポーツマンらしくない行動を取った時やコーチの反則に宣告されるファウルです。相手チームに1本のフリースローが与えられ、相手チームのスローインで再開されます。累積2回で退場になります。

◆アンスポーツマンライク・ファウル

故意による身体接触に宣告されるファウルです。

◆ディスクオリファイング・ファウル

非常に悪質なファウルの時に宣告されます。1回のファウルで即退場となります。

◆5ファウル

1人のプレーヤーが1試合に5回のファウルを行うと退場になります。

◆バイオレーション

ファウル以外の禁止されている行為を指します。ボールの扱いや時間に関するもので、バイオレーションを犯してしまうとボールの所有権が相手チームに移ります。

◆24秒ルール

攻めているチームはボールをコントロールしてから24秒以内にシュートを打たなければ24秒ルールのバイオレーションになります。24秒以内にリングにボールが当たった後、もう一度オフェンスがボールを取った場合は、14秒の攻撃時間が与えられます。

◆8秒ルール

オフェンスは8秒以内にバックコート(自チームゴール)からフロントコート(相手チームゴール)へボールを運ばないと8秒ルールのバイオレーションになります。

◆5秒ルール

スローインでパスを出すまでに5秒以上かかったり、フリースローの際、審判にボールを渡されてから5秒以内にシュートを打たなければ5秒ルールのバイオレーションになります。又、プレーヤーがパスもドリブルもせず5秒以上ボールを持っていた時も同様です。

◆3秒ルール

オフェンスが相手チームの制限区域内に3秒以上留まると3秒ルールのバイオレーションになります。

◆トラベリング

ボールを持った状態で3歩以上歩くとトラベリングになり、相手ボールになります。

◆ダブルドリブル

ドリブルを終えた後、再度ドリブルをつくとダブルドリブルになります。

◆アウト・オブ・バウンズ

ボールがコート外に出たり、バックボードの裏に当たったりする事です。アウト・オブ・バウンズになるとプレーは中断され、サイド・エンドラインからのスローインで再開します。

◆得点の種類

スリーポイントラインから外側からのゴールは3点、スリーポイントラインの内側からゴールは2点、フリースローでのゴールは1点になります。