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善竹富太郎【狂言師】逝去 死因や基礎疾患は?人間国宝一家についても

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大蔵流狂言師の善竹富太郎さんが、新型コロナウイルスの原因で亡くなられ、悲しみの輪が広がっています。

 

まだ40歳という年齢と、隔離待機中であったという事に驚きを隠せない人が多いようです。

 

 

今回の死因や基礎疾患の有無はどうっだたのでしょうか?

 

また、人間国宝一家についても調べてみました。

 

◆名前:善竹 富太郎(ぜんちく とみたろう)

◆本名:茂山 富太郎(しげやま とみたろう)

◆生年月日:1979年8月10日

◆没年月日:2020年4月30日(40歳没)

◆最終学歴:学習院大学・文学部心理学科卒

◆信念:狂言は心・生活のサプリメント

 

 

善竹富太郎さんは3歳より稽古を始め、5歳の時に狂言「靭猿」の小猿役で初舞台を踏みました。

 

狂言師一家は通常、公演第一主義で学校は休むことが一般的ですが、善竹一家の教育方針は学業優先だった為、

善竹富太郎さんは学校生活を送りながら狂言にも取り組んできたそうです。

 

そして、24歳で「釣狐」を披いています。

 

狂言では「猿に始まり、狐に終わる」という言葉があり、これは「靭猿」の猿役で初舞台を踏んだ狂言師が、「釣狐」の狐役を

演じて初めて一人前として認められるという意味です。

 

つまり、「善竹富太郎さんは若干24歳で、一人前の狂言師として認められた」ということになります。

 

 

善竹富太郎さんは、学校狂言と称して全国の小・中・高校で狂言を披露したり、カルチャースクールや各大学で講師を務め、

狂言の普及に尽力してきました。

 

ただ伝統を継承するだけではなく、オペラとのコラボなど、狂言界に新たな風を吹かていたのです。

 

 

また、Youtubeチャンネルを開設し、若い人が狂言に興味を持つような動画を投稿していました。

 

 

 

善竹家は人間国宝一家だった!

曾祖父・善竹 彌五郎(ぜんちく やごろう)

◆1883年生まれ(1965年没)

◆重要無形文化財綜合指定保持

狂言界で初の人間国宝となっています。

 

 

祖父・善竹 圭五郎(ぜんちく けいごろう)

 

◆本名:茂山 圭吾(しげやま けいご)

◆生年月日:1918年9月15日

◆没年月日:1997年1月18日(78歳没)

◆出身地:兵庫県神戸市

◆受賞:芸術祭大賞(1981年)

 

 

父・善竹 十郎(ぜんちく じゅうろう)

◆本名:茂山 十郎(しげやま じゅうろう)

◆生年月日:1944年生まれ

 

 

善竹富太郎さんは人間国宝の家系に生まれたサラブレッドだったのです。

 

 

善竹富太郎の死因や基礎疾患は何?

 

善竹富太郎さんは新型コロナ感染による肺炎で亡くなられた「志村けん」さんに対し、悲しみのツイートをしていました。

 

そんな善竹富太郎さんの死因や基礎疾患は何だったのでしょうか?

 

 

善竹富太郎さんはPCR検査の結果が陽性だった為、アパホテルで隔離待機中でしたが、重症化して敗血症で亡くなりました。

敗血症は、死亡率が30%にも達する恐ろしい病気です。

 

手洗い、うがいなどの感染予防が重要になるそうですので、本当に注意しなければいけませんね。

 

 

善竹富太郎さんの基礎疾患についてSNS上を隅々まで調べましたが、残念ながら情報はありませんでした。

 

とても明るくパワフルな方だったようですが、少し肥満体型の傾向があった為、肥満による基礎疾患があった可能性が考えらえます。

 

ツイッターの声

脳科学者の茂木健一郎さんも悲しみのツイートを上げています。

まとめ

大蔵流狂言師の善竹富太郎さんが新型コロナウイルスが原因で亡くなられ、悲しみの輪が広がっています。

 

40歳という若さだっただけに、驚きを隠せない方が多い状況です。

 

心よりご冥福をお祈り申し上げます。