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なぜ練習してもうまくならないのか?バスケ上達に必須の心構えとは

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2016年は、プロバスケットリーグ「Bリーグ」が誕生し、初代王者には日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太選手が率いるリンク栃木ブレックスが輝きました。以前、サッカーが「Jリーグ」発足後、人気が上がっていったようにバスケットもメジャースポーツへの階段を上がっていこうとしています。

そこで、今からバスケットを始めようと考えているあなた、もっと上手くなりたいと思っているあなたにバスケット上達のコツを紹介していきます。

 

心構え(メンタル)が大事

スポーツの世界では「心技体」(しん・ぎ・たい)という言葉があり、最近よく使われています。

●心・・・精神力、考え方

●技・・・技術力、テクニック

●体・・・体力

この心・技・体をバランス良く整え、鍛えることが上達に繋がっていきます。

技術力や体力のトレーニングは誰でもしますが、心(メンタル)のトレーニングをする人は、まだ少ないと思います。今の時代、強豪校にはメンタルトレーニングの専門家がいるケースが多くなっています。ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が行う五郎丸ポーズが大人気となりましたが、このポーズもメンタルトレーニングから生まれたものです。

 

イメージトレーニング

イメージトレーニングとは、本当に自分がプレイしている状態になって、頭の中で練習する方法の事です。

運動をリアルにイメージしている人は、実際に運動している時と同じように脳と筋肉が反応する為、実際に体を動かして練習出来ない時(電車の中、家の中など)でも練習の効果が得られると言われています。

実際、練習のイメージと試合のイメージがあって、練習のイメージの目的は、主に技術の習得です。例えば練習で、どんどんシュートを決めているイメージでは、本当にシュートを打っている時のように、その時の筋肉の動きや、指先がボールをコントロールする微妙な感覚などをより具体的にイメージするといいです。

又、試合のイメージの目的は、自信の向上、不安の減少など緊張状態のコントロールです。今まで厳しい練習をしてきたことや理想のプレーを思い描き、良いイメージを持った状態で試合に望むことで自信が生まれ、不安が軽減されます。

そして、自分のプレーを観客席から見るように外側から見る「外的イメージ法」と自分がまさにプレーしている状態をイメージする「内的イメージ法」があります。試合でつい緊張してしまうタイプの人は内的イメージ法が良いかもしれません。

 

練習中も目標を持つ

練習の質を上げるのは、やはりマインドです。例えば「今日は苦手な左ドリブルを100回練習しよう」とか「今日はフリースローを10本連続で成功させよう」など練習後に検証出来るちょっとした目標を立てることで、練習時間を有効に使い、効率の良い練習に繋げることが出来ます。

 

失敗を恐れない

バスケットに限らず他のスポーツ、勉強、仕事でも挑戦に失敗はつきものです。

バスケットの神様と言われている、あのマイケル・ジョーダンでさえ、こんな事を言っています。

「高校時代は代表チームの選考から漏れた。9000回シュートを外し、300試合に敗れ、チームからウイニングショットを任されても26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した」

もし、失敗したら原因を考えまた挑戦する。それでも駄目なら監督さんを始め周りの人たちにアドバイスを求める。そうやって失敗を繰り返しながら、みんな上達していくのです。

 

まとめ

最終的には、難しく考えずプラス思考を心掛け、バスケットボールを楽しむ事が上達への第一歩だと思います。練習、試合の中でいっぱい失敗もするでしょうが、あのマイケル・ジョーダンでさえ9000回もシュートを外しているのですから、少し気が楽になりますね。今回は、まず基本の部分ということでメンタルについて書きましたが、次回からは実践的なお話を書いていきますね。