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バスケのフリースローの極め方とは?フリースロー上達の3つのポイント!

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フリースローとは、シュートに対するファール、テクニカルファールやチームファールが1クオーターに5回を超えた場合などに与えられるボーナススローの事です。バスケットボールのシュートの中で、唯一、誰にも邪魔されずにノーマークで打てるシュートで、成功すると1点が加算されます。また、最も多く練習を繰り返すシュートの一つで、フリースローが試合を決める1本になる場合も有ります。しかし、たくさん練習しても試合で外してしまう事も多いシュートでもあります。

 

フリースローを外す要因

特に1点を争うようなシーソーゲームの場合、過度のプレッシャーから緊張し、フリースローを外してしまう事があります。これは、過度のプレッシャーを感じると身体が硬直し、普段のリラックスしたシュートが打てなくなるためです。シュートだけではなく、メンタル面もトレーニングする必要があります。

 

メンタル面の強化

①プラスの記憶で打つ

以前の試合で、自分がフリースローを決めて勝利した記憶や、普段の練習でフリースローが、きれいに決まった時の良い記憶だけを思い出し、フリースローは得意なシュートだと自分に言い聞かせましょう。

②ルーティンワークを持つ

「フリースローを打つ前にボールを○回床につく」、「フリースローを打つ前にボールを手の中で回転させる」など普段の練習からルーティンワークを行い、自分の気持ちを落ち着かせて、毎回同じリズムでシュートを打つようにしましょう。

このようにメンタル面も合わせて鍛える事がフリースロー上達への近道となります。

 

フリースローの正しいフォーム

バスケットの動作においては、基本的にリラックスして肩の力を抜く事が重要です。フリースローが上手い選手は力まずに、柔らかく滑らかなフォームを身に付けています。

利き足をフリースローラインの中央に置き、身体の軸が真っ直ぐにリングに向かうのが正しいフォームです。フリースローの成功率を高める為にもまずは、正しいフォームを意識していきましょう。

 

フリースローの打ち方

①ボールは指先で扱う

シュートに回転を掛ける為にも手の平にボールはつけずに、少なくとも指1本分の隙間をボールとの間にあけましょう。額の前で一度溜めてシュートを打つのもポイントです。

②全身のバネを使う

膝を軽く曲げた状態から伸び上がると同時に、肘をゴールに向けて押し上げるようにしてシュートをしましょう。ゴールは上を向いている為、リングに向かって放物線を描くようにシュートすると入る確率が上がっていきます。

③手首のスナップを効かせる

ボールを離す瞬間に手首のスナップを十分に効かせる事でボール軌道をコントロールします。スピンが上手く掛かっているかどうかで、成功率が大きく変わります。スピンが掛かっていると、ボールがリングに弾かれにくかったり、ボードに当たった時に衝撃を吸収しやすい為、リングに嫌われづらくなります。

 

フリースロー上達のポイント

①腕の力を抜く

腕の力を抜くと身体全体の力を抜く事に繋がる為、手首のスナップを効かせることができます。力みの無いフォームは、無駄なく力をボールに伝えれるのでシュートの成功率アップが図れます。

②ゴールの一点をしっかり見る

ぼんやりとリング全体を見るのではなく、リングの一部を点で見るとボールの軌道をしっかりと定めることが出来ます。

③息を止めてシュートする

息を止める事で身体のブレが無くなる為、シュートが入る確率がアップしていきます。

 

まとめ

下半身から手の指先までの動作を連動させ、生み出した力を無駄なくボールに伝える事が、きれいなシュートフォームに繋がる為、フリースローの確率はドンドン上がっていきます。また「連続○本入れるまで練習をやめない」など普段から、試合中のフリースローの緊張感を感じながら練習するとメンタルの強化も出来ますので、楽しみながら取り組んでいきましょう。