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Tポイント、楽天ポイントでの株式投資はどうなの?メリットは?

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ネット証券最大手のSBI証券が、買い物などで貯めたTポイントで株式投資できる新会社「SBIネオモバイル証券」を設立しました。

4月からサービスを始める予定で、ますは50万口座の獲得を目指すそうです。他社では楽天証券が楽天スーパーポイントを使った株式投資のサービスを既に始めています。実際のところポイントを使った株式投資はどうなんでしょうか?またメリットなども見ていきましょう。

 

TポイントとはTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループが展開するポイントで、全国にあるTポイント提携先やインターネットの提携先で利用金額に応じて貯めたり使用することができる共通ポイントで、100~200円の利用につき1ポイントが付与されます。

またTポイントの提携先で1ポイント=1円相当として使用でき、ANAマイレージやENEOSカードのポイントと交換することもできます。

 

主な提携先:Ameba、東急ホテルズ、カメラのキタムラ、スポーツデポ、ファミリーマート、マルエツ、ドラッグイレブン、ガスト、ヤフージャパンカードなど

 

 

Tポイントを使った株式投資とは?

 

サービス概要

・取引に応じたTポイントの付与

・Tポイントを使った金融消費の購入「Tポイント投資」

・スマートフォンだけで完結する取引環境

・格安な手数料体系

・Tカードの購買データを活用した独自の投資情報

 

取扱商品

・国内株

・ロボアドバイザー(WealthNavi)

 

 

楽天ポイントを使った株式投資とは?

投資方法

・楽天証券が厳選した7種類の中から投資信託商品を選ぶ

・買付金額を決める(100円から買付が可能)

・ポイント利用額を決める
(1ポイントから利用可能。ポイントのみ使用の場合は100円から購入可能)

・1回の注文ごとに購入金額を決めるか、決まった金額を設定して毎月自動で注文する

 

 

まとめ

 

SBIネオモバイル証券より先にポイントでの株式投資を開始した楽天証券は既に4万人以上の利用者がいます。

提携先の多いTポイントの年間利用者は6800万人を超えており、その内20代は1000万人以上だそうです。つまり20代の約8割がTポイント利用者という計算になります。

SBIグループは仮想通貨交換業も営んでいますが、仮想通貨のユーザーも20代を中心とした若い世代が多い為、今回は若い20代に気軽に株式投資をしてもらう目的でポイントでの株式投資サービスを開始するそうです。

ポイントを使った株式投資のメリットは、ポイント自体が「おまけ」でルアルな「現金」ではない為、例えもし全て無くなったとしても現金が無くなるより抵抗感が弱いという点でしょう。また売買手数料が安いという利点もあります。

日本は高齢化社会へまっしぐらですが、高齢者は相続の際に株式を売却することが多い為、金融資産を一番所有している高齢者の株式利用は低迷しているのが現状です。ポイントを使った株式投資も仮想通貨のように若者をうまく取り込んで今後、活発になっていくことが予想されます。

普段の買い物だけでなく、公共料金もクリジットカード払いにしてうまくポイントを獲得している人も多くなっていますので、まずは手元のTポイント、楽天スーパーポイントの保有数を確認してポイントの範囲内で株式取引して様子を見るのが得策ではないでしょうか。