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バスケのディフェンスが上達する方法とは?基本姿勢がポイントです!

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バスケットボールは、オフェンス(攻撃)だけではなく、いかにディフェンス(守備)で相手チームの得点を防ぎ、失点を最小限に抑えるかがとても重要になります。5人全員で守る事が欠かせません。ディフェンスには、常に特定の相手に対して1対1で付くマンツーマンディフェンスや特定の相手に付かず、自分が受け持つゾーンに侵入してきた相手に守備を行うゾーンディフェンスなどがあります。ディフェンスでまず基本となるのが姿勢です。様々な動きにすぐ対応出来るように、正しい姿勢を身に付けていきましょう。

 

ディフェンスの基本姿勢

①両手を上げ、両足を並行にして足を肩幅よりやや広く開き膝を曲げる

上体を起こし相手に目線を合わせて、パス、シュートなどに対応しましょう。無駄な力が入らないようにリラックスして構える事がポイントです。

②相手とゴールを一直線で結んだ中間に立ち、エンドライン側の足を引いて斜めに構える

相手にゴールを許さないためにも、この立ち位置は大事になります。そして、相手のパスやドリブルに対応するため、サイドステップとクロスステップの基本的なディフェンスを覚えておきましょう。

■サイドステップ

オフェンスの進行方向側の足を横に踏み出し、基本姿勢を保ちながら、もう片方の足を交互させずに動かします。体を上下させたり、足をくっつけて移動しないように注意しましょう。

■クロスステップ

オフェンスの進行方向側へ足をクロスさせて移動します。マークしている相手に姿勢を向けた上体を保ちながら行います。上半身が進行方向に向かないようにしましょう。

それでは、実際にディフェンスのやり方を学んでいきましょう。

 

相手がドリブルする時のディフェンス方法        

①相手の利き手でドリブルさせない

相手の利き手側の足を前に出し(相手が右利きの場合、自分の左足を前に出す)、逆側にドリブルするよう仕向けましょう。

②斜め後ろに下がりながらディフェンスを行い、相手の進行方向の手でボールを狙う

目線を相手から外さないようにしながら、腰を落としてサイドステップ(相手のスピードが速い場合はクロスステップ)で相手の動きを止めましょう。次に、ボールを持っていない相手(マークマン)へのディフェンスも大事になりますので、しっかりマスターしていょう。

マークマンへのディフェンスのやり方

①ディナイディフェンス

パスがマークマンへ通らないように手を使ってパスコースを遮断するディフェンスです。ポイントは・・・

■ボールマンに背中を向ける

■ボールマンからのパスコースに片足を入れて(片手も差し出し)パスコースを遮断する

■パスは来た時に反応しやすいように、差し出す手は手の平をボールマンに向ける

②ピストルディフェンス

ボールマンとマークマンが離れている時のディフェンスです。ポイントは・・・

■全体を視野に入れてオープンスタンスで守る

■ボールマとマークマンに対して指指しを行いながら、それぞれの動作を見てディフェンスする

ボールマン、マークマン、リングの3つが三角形になるようなポジションで守れば、相手が攻めにくいディフェンスをする事が出来ます。次にもっとディフェンス力を上げるためにはシュートチェックも大事になりますので、やり方を学んでいきましょう。

 

シュートチェックのポイント

シュートチェックは、相手がシュートを打つ時にプレッシャーを掛け、ボールを払って妨害する事です。腕を伸ばし、指を広げて相手の邪魔をします。

①ジャンプのタイミングをつかむ

相手がシュートを打つ瞬間と自分のジャンプの最高到達点を同じにするように、相手の動きをよく見てシュートチェックのタイミングを合わせましょう。

②垂直方向に高く跳ぶ

相手に向かって跳ぶとファールになるため、相手との距離を出来るだけ縮めて垂直方向に高くジャンプしましょう。

 

まとめ

ディフェンスの基本は、1対1のマンツーマンディフェンスをしっかり行う事です。自分のマークマンは必ず守るという気持ちで取り組んでいきましょう。5人全員でしっかり守る事で相手チームを最少得点に抑え、攻撃に展開していけるようになります。1対1のディフェンスをマスターし、組織的な守りに繋げていきましょう。