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川越宗一【直木賞】は元バンドマン?経歴と新作「スヌード」についても

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第162回直木賞の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、川越宗一さんの「熱源」に決まりました。

 

川越宗一さんは、デビュー2作目、しかも初ノミネートで直木賞受賞という快挙を達成したのです。

 

 

川越宗一さんは元バンドマンというユニークな経歴の持ち主で、サラリーマンを経て小説家に転身しています。

 

 

世間では川越宗一さんの著書「熱源」、「天地に燦たり」が大きな話題になっていますが、最新作の「スヌード」についても詳しく調べてみました。

 

 

 

 

◆名前:川越宗一(かわごえ そういち)

◆年齢:41歳(1978年生まれ)

◆出身地:大阪市(鹿児島県生まれ)

◆学歴:龍谷大学文学部史学科中退

◆職業:小説家

◆趣味:焼肉

現在、京都市在住の川越宗一さんは、子供の頃から歴史が大好きで将来は歴史学者になりたいと思っていたそうです。

 

歴史学者になる夢を持って龍谷大学文学部史学科に進学しますが、なぜかコミックバンドに目覚めてしまい大学を中退する
ことになりました。

 

バンドではエレキベースを担当してたそうですが、川越宗一さんにはバンドマンのイメージが全くありませんね。

 

 

その後、コミックバンドをしながらファッション通販の「ニッセン」でパートとして働き始めました。

 

あくまでコミックバンドがメインで「ニッセン」では腰掛け程度で働いていたそうですが、「ミッセンのスミス」というネット上のキャラクターで
情報発信をする担当になり、メキメキと頭角を現していったのです。

ツイート内容が面白く、取り上げる物事もユニークなため、お客様の中から「スミス」ファンが急増していきました。

 

 

その活躍が認められ正社員に昇格しましたが、2018年10月にツイッター担当を引退し、小説家として執筆活動に専念して現在に至ります。

川越宗一さんは小説家としての経歴もスゴイ!

◆2018年 第25回松本清張賞受賞「天地に燦たり」

 

◆2019年 第10回山田風太郎賞候補「熱源」

 

◆2019年 第9回本屋が選ぶ時代小説大賞「熱源」

 

◆2019年 第22回大藪春彦賞候補「熱源」

 

小説家としての経歴を見ると「熱源」は直木賞を「取るべくして取った!」とも言えますね。

 

 

川越宗一さんの新作「スヌード」が読める!

川越宗一さんは小説家としてこれまで「天地に燦たり」と「熱源」の2冊を出版していますが、なんと最新短編「スヌード」も読むことが出来るのです!!

 

 

 

「異人と同人」は、さまざまな分野で活動する「書き手」が一同に集まったアンソロジー集です。(税抜き2000円)

 

第29回文学フリーマーケット東京のために作られた同人本で、この中に川越宗一さんの最新短編「スヌード」が収録されています。

ツイッターの声

本好きの皆さんの間では、既に「熱源」、「異人と同人」が大きな話題になっていますね。

まとめ

元バンドマンという異色の経歴を持つ川越宗一さんは「ニッセンのスミス」としてネット上で発信力を磨き上げていきました。

 

そしてデビュー2作目の「熱源」で見事、直木賞受賞という快挙を達成したのです。

 

川越宗一さんが勤めていた(株)ニッセン 元代表取締役社長の佐村信哉氏も松本清張賞を受賞した「天地に燦たり」を読んで「単なる歴史小説に
とどまらない素晴らしい作品である」と絶賛しています。

 

 

異色の小説家「川越宗一さん」のこれからの活躍が本当に楽しみですね。