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ソフトバンク逆転優勝へ9連勝!パリーグ優勝ラインと期待の新戦力

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ソフトバンク逆転優勝へ9連勝!

ソフトバンクホークスが怒涛の9連勝で最大11.5ゲームまで開いていた首位西武との差を一気に5ゲーム差にまで縮めました。

しかも上位の日本ハム、西武に立て続けの3連戦3連勝と波にのっており、8月26日の西武戦ではグラシアルが球団19年振りとなるサヨナラ満塁ホームランを放つなどまさに神ががっています。

柳田、松田、今宮なども調子が上がっており、この勢いで逆転優勝も見えてきました。

 

期待の新戦力たち

今季、2000本安打を達成した内川キャプテンが8月16日に疲労性の体調不良で登録抹消。また主砲のデスパイネも右膝痛で離脱など主力選手のケガが目立っています。

しかも昨年、日本プロ野球新記録となる54セーブを上げた絶対的守護神サファテも今期早々に離脱、また昨年リーグ最多の72試合に登板し、46セーブポイントを上げ最優秀中継ぎ投手を受賞した岩崎もいないなど危機的状況が続いています。

しかし、選手層の厚いソフトバンクホークスは期待の新戦力たちが頭角を現してきました。

★グラシアル

キューバの先輩であるデスパイネに代わって昇格後、8月17日のオリックス戦から即スタメンになりチームの9連勝が始まりました。

9連戦中の成績は打率.416 、4本塁打、12打点とまさにソフトバンクホークスの救世主となっています。

★ミランダ

7月中旬に新加入したミランダは、8月25日の西武戦で8回まで無安打投球。残念ながらチーム75年振りのノーヒットノーランは逃しましたが、今期2勝目と調子を上げています。

★牧原

最近すっかりレギュラーに定着した牧原も7試合連続安打を放つなど打撃好調で、打率は.329にも上がっています。内外野を守れるマルチプレイヤーで守備での貢献も目立っています。

 

過去の逆転優勝は?

★1996年 セリーグ 読売ジャイアンツ

7月6日現在で首位カープに最大11.5ゲーム離されていましたが、長嶋茂雄終身名誉監督の名言の一つである「メークドラマ」発言からゲーム差がどんどん縮まり、10月6日にセリーグを制覇しました。

★1998年 パリーグ 西武ライオンズ

前半戦は日本ハムが独走し、7月には最大10ゲーム差ありましたが、松井稼頭央、マルティネスや後半戦復活したエース西口文也の活躍でリーグ2連覇を果たしました。

★2008年 セリーグ 読売ジャイアンツ

7月8日時点で阪神に最大13ゲーム差あり、7月上旬には自力優勝が消滅していましたが、9月には破竹の12連勝を上げ10月10日に「メークレジェンド」を成し遂げました。

★2016年 パリーグ 日本ハムファイターズ

6月18日時点で首位のソフトバンクと最大11.5ゲーム差がありましたが、6月19の中日戦から7月11日のオリックス戦にかけて15連勝を飾り4年振りのリーグ優勝を果たしました。

 

2018年パリーグ優勝ラインは?

現在、自力優勝の可能性が残っているのは西武とソフトバンクの2チームのみで、日本ハムは8月23日の敗戦で自力優勝の可能性が消滅しています。

残り試合数は西武が31試合、ソフトバンクが34試合です。

西武が残り勝率5割で戦うとすると16勝15敗で勝率.574となり、ソフトバンクがそれを上回るためには23勝11敗の好成績を上げる必要があります。( 勝率.574)

しかし、直接対決が7試合も残っている為、逆転優勝の可能性は十分にあるのです。

 

まとめ

2014年には、西武の優勝マジック4から残り7試合でソフトバンクがひっくり返し、僅か2厘差でリーグ優勝した経験もあります。

また期待の新戦力の他にも柳田が絶好調で現在、打率.353、本塁打30、盗塁19と2度目のトリプルスリーだけではなく3冠王も狙える位置にいます。

ペナントレースもこれから終盤戦に入り、本当の闘いはこれから始まりますが、タカ版「メークドラマ」が現実を帯びてきました。

逆転優勝に向けて「熱男」たちの目の離せない戦いが続いていきます。