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開米栄三【ゴジラ造形師】逝去 経歴や主な造形作品は?家族についても

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ゴジラ」や「ウルトラマンシリーズ」などの特撮作品で、着ぐるみの造形を担当した造形師の開米栄三さんが亡くなられました。

 

4月24日に白血病の為、90歳の生涯を終えられたそうです。

 

他にも「マグマ大使」、「人造人間キカイダー」、「がんばれ!!ロボコン」など数多くの着ぐるみを手掛けた造形界の巨匠でした。

 

 

開米栄三さんの経歴や主な造形作品、残された家族についても調べてみました。

 

◆名前:開米 栄三(かいまい えいぞう)

◆生年月日:1929年

◆没年月日:2020年4月24日(90歳没)

◆出身地:東京都

◆愛称:チョウさん

◆職業:造形師

◆肩書:開米プロダクション代表取締役会長

 

開米栄三さんは東宝に入社し、「初代ゴジラ」の造形助手として撮影に参加しました。

 

長身を活かし、宣伝スチールの撮影では自らゴジラの着ぐるみに入っています。

 

また、撮影現場では「ゴジラ」のスーツアクター・中島春雄さんの補佐役を務め、2人の関係は深まっていきました。

 

 

1964年には円谷英二特技監督が設立した、円谷特技プロのテレビ番組「ウルトラQ」のマンモスフラワー、ガメロンなどの怪獣造形を務めています。

 

そして、1966年には東宝を退社して独立し、造形特殊会社「開米プロダクション」を設立したのです。

 

また、「人造人間キカイダー」、「ダークロボット」など等身大ヒーローキャラクターも担当し、「変身ブーム」を陰ながら支えました。

 

造形した作品たち

◆マグマ大使

 

 

 

 

 

◆帰ってきたウルトラマン

 

 

 

 

 

 

 

◆ミラーマン

◆ウルトラマンA

◆人造人間キカイダー

 

 

 

 

 

 

 

◆ウルトラマンタロウ

◆キカイダー01

◆ウルトラマンレオ

◆がんばれ!!ロボコン

 

 

 

 

 

◆ウルトラマン80

 

週刊ゴジラをつくるで対談も

開米栄三さんは、2019年8月27日に創刊された「週刊ゴジラをつくる」で、造形師の酒井ゆうじさんと対談されたばかりでした。

「開米栄三×酒井ゆうじ」特別対談が創刊記念スペシャルDVDに収録されています。

 

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開米栄三の家族は?

ネット上を隅々まで詳しく調べましたが、開米栄三さんの家族については情報がほとんどありませんでした。

 

ただ、長男の敏雄さんは後を継がれ開米プロダクションの社長を務められています。

主な参加作品

◆ヤマトタケル(造形チーフ:開米敏雄)

 

 

 

 

 

 

 

◆ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(造形プロデューサー:開米敏雄)

◆僕と妻の1778の物語(造形:開米敏雄)

 

特撮物を中心に活躍されているようです。

 

ツイッターの声

 

皆さん、開米栄三さんが携われた作品にも想いを馳せていらっしやいます。

 

まとめ

「ゴジラ」や「ウルトラマンシリーズ」などの特撮作品で着ぐるみの造形を担当した造形師の開米栄三さんが白血病のため亡くなられました。

 

造形界の巨匠として携わった様々なキャラクターは、我々の心の中で生き続けています。

 

心よりご冥福をお祈り致します。