
現役時代は戦後初の三冠王を獲得し、監督としてもヤクルトを3度も日本一に導いた名将・野村克也さんが亡くなられました。
「ID野球」、「野村再生工場」など数多くの話題を提供し、マスコミに常に注目された野球人と言えます。
華々しい成績だけではなく、数々の名言・ボヤキを残し、みんなから愛される人でもありましたね。
またプライベートでは2回結婚されていますが、サッチーとは不倫関係だった噂について詳しく調べてみました。。
◆名前:野村 克也(のむら かつや)
◆生年月日:1935年6月29日
◆没年月日:2020年2月10日(84歳没)
◆出身地:京都府
◆身長:175cm
◆体重:85kg
京都府立峰山高校卒業後、1954年に南海ホークスに契約金無しのテスト生として入団しました。
その後、ロッテオリオンズ、西武ライオンズでも活躍し、現役生活は27年にもなります。
現役引退後はヤクルトスワローズ、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務め、ヤクルトスワローズ時代は3度も日本一に輝きました。
監督時代は、古田敦也、石井一久、稲葉篤紀、田中将大などの名選手を輩出しています。
また、社会人野球・シダックスの監督も2年間務めた経験があります。
主なタイトル・表彰
◆三冠王:1回
◆首位打者:1回
◆本塁打王:9回
◆打点王:7回
◆最優秀選手:5回
◆ベストナイン:19回
◆ダイヤモンドグラブ賞:1回
◆正力松太郎賞:1回
通算本塁打数は657本で歴代2位(1位:王貞治 868本)
1989年には野球殿堂入りを果たしています
野村克也さんは名言もスゴイ!
ノムさんといえばこの言葉かな
#野村克也 pic.twitter.com/hy2NEGDGk0— 佐伯湾のコマンド一提督 (@kancore_comand) February 11, 2020
野村克也さんと言えば「マー君、神の子、不思議な子」という有名な言葉を残されましたが、これ以外にも数多くの名言があります。
■「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない
■うまくいっているときは、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや
■勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
■若い時に流さなかった汗は、年をとったときの涙となる。
■限界が見えてからが、勝負だ。
■一瞬のやる気なら誰でも持てる。けれども持続性のあるやる気は、深く認識したものだけに宿るのである。
また、「野村メモ」を筆頭に100冊以上の本を執筆されています。

サッチーとは不倫関係だった?
1960年、野村克也さんは当時、南海電鉄の社長令嬢だった正子(まさこ)さんと1回目の結婚をし、翌年には長男・陽一さんが生まれています。

しかし、1968年頃には別居を始め、別居中の1970年に、後に2人目の奥さんとなる沙知代さんと出会いました。
当時は沙知代さんもアメリカ人のアルヴィン・エンゲルさんと結婚しており、2人の子供がいましたが、後に離婚しています。
そして、野村克也さんと沙知代さんの出会いから3年経った1973年には2人の間に克則さんが生まれているのです。
当時、野村克也さんと正子さんの離婚は成立しておらず、不倫の末に生まれた子供でした。
離婚が成立したのは別居して10年後の1978年だったのです。
野村克也さんは以前、テレビ番組で離婚の理由を「前夫人が浮気をしたからで、自分が前妻を捨てたのではない。事実は逆」
と話していますが、現在は前夫人も亡くなられている為、真相は闇の中です。

野村克也さんと沙知代さんの間に生まれた克則さんは、ヤクルトスワローズで捕手として活躍した後、現在は楽天の1軍作戦コーチに就いています。
また、沙知代さんと前夫のアルヴィン・エンゲルさんとの間に生まれた長男・団野村もヤクルトスワローズで内野手として活躍し、現在はアメリカスポーツ界の交渉代理人として有名です。
次男・ケニー野村も広島、日本ハムで捕手として活躍した後、現在はスポーツアドバーサーの仕事をしています。
3人ともプロ野球選手を経て、そのままスポーツ界で活躍するなんて凄いですね。

ツイッターの声
野村克也さんがお亡くなりになりとても残念ですがご本人は沙知代さんの側に行けて喜んでおられるような気がします。初めてお会いしたのは沙知代さんが企画されたニッポン放送のお正月番組での対談でした。その後ご夫婦でJリーグアワードのプレゼンターになって頂いたり大変お世話になりました。合掌。
— 川淵三郎(日本トップリーグ連携機構会長) (@jtl_President) February 11, 2020
ノムさん逝ってしまった
警視庁発表なら自宅で倒れて搬送とかされたのか。
夫人が亡くなってから急激に衰えてたもんな。
まさに巨星墜つ
監督として1565勝で歴代5位と偉大な記録を残したけど、やはり選手として2901安打・657本塁打・捕手で世界初の三冠王の数字の凄さを改めて感じる。合掌#野村克也 pic.twitter.com/XOMiozRfFf— 隆景 (@roadslash) February 11, 2020
心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる。ノムさんのこの言葉は胸に強く刻まれてます。
ノムさん、ありがとうございました。
安らかに。#野村克也 pic.twitter.com/5lYuFDDwoM— だいちゃん (@big731tree) February 11, 2020
日本トップリーグ連携機構会長の川渕三郎さんも悲しみのツイートを上げています。
まとめ
選手、監督の両方で活躍され、野球界の先頭に立って引っ張られた名将・野村克也さんが亡くなられました。
数々の名言を残されましたが、あの絶妙な「ボヤキ」をもう聞くことが出来なるのは本当に残念です。
沙知代さんの傍でゆっくりお休み下さい。心よりご冥福をお祈り申し上げます。