
全米オープン、全豪オープンを連覇し見事世界ランク1位に輝いた大坂なおみ選手が、新チームを公開しました。気になるコーチは誰なんでしょうか?
また突然解任されたバイン元コーチの今後にも迫ってみたいと思います。
大坂なおみ新チーム公開
大坂なおみ選手をサポートする新チームが公開されました。吉川真司 日本テニス協会女子代表コーチ、クリスティナ・スター理学療法士、アブドゥル・シラー・フィジカル担当の3人です。

氏名:吉川真司(よしかわ まさし)
生年月日:1978年1月31日(41歳)
出身地:京都府京都市
身長:173cm
体重:64kg
資格:協会公認S級エリートコーチ
職業:日本テニス代表コーチ
父親の影響で12歳からテニスを始めた吉川コーチ。亜細亜大学時代には全日本学生シングルスでベスト4の成績を修め、大学卒業後は実業団でプレーしました。
腰のケガなどで2007年に現役を引退し、指導者の道へ。テニス協会公認S級エリートコーチの資格を取得後、2012年から日本テニス協会の女子ナショナルコーチに就任しています。
明るい性格で選手から慕われていますが、大坂なおみのコーチはドバイ選手権だけの緊急登板のようです。
正コーチには誰がなるの?
現在、去就が決まっていない大物コーチは3人います。
大坂なおみ選手に抜かれるまでランキング世界1位だったハレプ(ルーマニア)を昨年まで3年間指導していたダレン・ケーヒル(オーストラリア)、元女王のシャラポア(ロシア)や伊達公子のコーチをしていたグローネフェルト(オランダ)、1976年に全仏で準優勝し、大坂なおみ選手が小さい頃に拠点としていたクラブのソロモン(アメリカ)です。

ダレン・ケーヒルはオーストラリア出身の53歳。
元男子プロテニス選手で自己最高ランキングはシングルスで22位、ダブルスで13位と世界のトップレイヤーではありませんでしたが、過去にはアンドレ・アガシやフェルナンド・ベルダスコなどの有名選手を指導し、コーチ経験は十分にあります。
バインコーチの今後はどうなる?
2018年のWTAアワードコーチ・オブ・ザ・イヤーにも輝いたスターコーチですから引く手あまたの状態だと思われます。
1月下旬からTwitterの更新がストップしていますので大物選手と水面下で交渉している最中かもしれませんね。
まとめ
大坂なおみ選手は見事世界ランキング1位に輝きましたが、トップ10入りしてから1位になるまでわずか20週しかかかっていません。
従来の最高記録がマルチナ・ヒンギスの25週ですからいかに速いかが分かりますね。将来はマルチナ・ヒンギスのように4大大会優勝の常連選手になっていくかもしれません。
短期間に自分を取り巻く環境が大きく変わり、大坂なおみ選手は少し自分を見失っている時期かもしれませんが、快挙を陰で支えたバインコーチのためにも世界ランキング1位をずっと継続して欲しいですね。