
ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンダム級王者の井上尚弥選手(26歳)が4月25日に米ラズベカスのマンドレイ・ベイ・リゾート&カジノでWBO王者の
ジョンリエル・カシメロ選手(30歳)と3団体統一戦を行うことが発表され大きな話題になっています。
井上尚弥選手と同じく3階級制覇王者のカシメロは選手、2019年11月末に世界戦最速の「11秒KO記録」を持つゾラニ・テテからWBO王座を奪い取っている強敵です。
カシメロ選手はどのくらい強いんのでしょうか?
今迄の経歴や戦績、テテ選手との試合についても詳しく調べてみました。
カシメロの経歴や戦績が凄い!

◆名前:ジョンリエル・リビンテ・カシメロ
◆生年月日:1989年2月13日 30歳(2020年1月現在)
◆国籍:フィリピン
◆身長:163cm
◆階級:バンダム級
◆2007年6月:プロデビューし、4回判定勝ちを果たす
◆2008年10月:WBOアジアパ太平洋ライトフライ級王座決定戦でウィラボム(タイ)を倒し王座を獲得
◆2016年5月:IBF世界ライトフライ級タイトルマッチでルエンロン(タイ)にKO勝ちし、2階級制覇を達成
◆2019年4月:WBO世界バンダム級暫定王者決定戦でエスピノザ(メキシコ)と対戦して王座を獲得して3階級制覇を成し遂げる
◆2019年11月:世界戦最速の11秒KO記録を持つゾラニ・テテ(南アフリカ)からWBO王座を奪取
カシメロは強いの?
カシメロ選手は33戦29勝4敗(20KO)
KO率はなんと、69%もあるのです。
カシメロ選手の戦力を分析すると・・・
①後ろ重心で左ガードを下げ、防御的な姿勢を取る
②軽いジャブで距離を測り、踏み込んで強打を振り回す
③硬く重いパンチを打つ
④大雑把なタイプで打ち合いが好き
フィリピン人によく見られる「振り回す」選手ですのでワンパンに十分注意する必要があります。
ボクシングがうまいタイプとは言えませんが、「振り回す」だけにやり難い相手かもしれませんね。
地元:フィリピンでの評判は?
カシメロ選手の地元:フィリピンでの評判はどうなんでしょうか?
なんと、フィリピン英字紙「ザ・マニラ・タイムズ」によると、最近の戦績では井上尚弥選手の圧勝と予想しているのです。
彼らの過去3戦から見ると、イノウエは圧倒的に素晴らしい印象を残している。
ファン・カルロス、パエノとエマヌエル・ロドリゲスをKOした。
そして昨年11月のドラマチックなファイトでドネア相手に判定勝ちした。
ツイッターの声
井上遂にカシメロとか!
テテを倒した実力やいかに— ⚪️雄斗⚫️ 2.9絶対勝つ (@cbn2016330) January 31, 2020
カシメロちゃんが何Rまで耐えれるかやな😗 https://t.co/TCNKSSdpWG
— よしたか (@forzamilan0904) January 31, 2020
井上選手、カシメロ選手との試合が決まりましたね
楽しみですカリメロみたいで懐かしい響き pic.twitter.com/YhVG5IoDlu
— YASUDA (@Yasuda9432) January 31, 2020
2人の対戦を待ち望む声が多く上がっていますね。
まとめ
井上尚弥選手は、2019年11月にノニド・ドネア選手(フィリピン)と対戦した後、米興業大手のトップランク社とプロモート契約を結びました。
今回の契約で「井上尚弥選手は日本ボクシング界で最も稼ぐボクサーになる」と言われています。
前回のドネア戦のようにモヤモヤした展開ではなく、しっかりKO勝ちしてくれることを心から願っています。