メジャーリーグの公式サイトが「マリナーズのイチロー外野手がついに引退する」と伝え大きな話題になっています。
常々、「50歳まで現役」と公言してきたイチロー選手も直近では22打席ノーヒットと不調を極めており、大好きな日本での引退を決めました。
イチロー選手引退で世界はどの様な反応をしているのでしょうか?また今後の活動はどうするのでしょうか?
また現役引退後に受賞確実な国民栄誉賞についても調べてみました。
イチロー引退 世界の反応は?
イチロー選手引退のニュースが世界中を駆け巡り、ツイッターの世界トレンド入りをしています。
いずれもレジェンドの偉大すぎる功績を称え、引退を惜しむ声ばかりです。
イチロー選手の安打数を毎試合球場でカウントし「イチメーター」で有名なエイミー・フランツさんは「永遠のあなたのファン」とツイッターを投稿しています。

日本での反応も・・・
#51 イチロー
数々の伝説を作ってくれた人
【日本】で引退です。
オリックス・ブルーウェーブ
シアトル・マリナーズ
ニューヨーク・ヤンキース
マイアミ・マーリンズ27年間本当にお疲れ様でした!#シアトル・マリナーズ#イチロー pic.twitter.com/Q7cupmT7dF
— オリックス小僧 (@oobbb55k) 2019年3月21日
イチローと菊池雄星が最初で最後のハグって…
めっちゃ感動的だわ… pic.twitter.com/fzmrj9FYDk— SORA.K (@tuncaJ9cZj92eIe) 2019年3月21日
【MLB】
イチロー交代に東京ドーム総立ち
監督や選手らとハグ、菊池は号泣https://t.co/tJS4gozygh
試合後には「会見」を行うことがアナウンスされています。#Ichiro #MLB開幕戦 pic.twitter.com/EhLU9mGLus— ベースボールキング (@BaseballkingJP) 2019年3月21日
イチロー選手
沢山の感動をありがとう。
日本の誇り。偉大なヒーロー。
本当にお疲れ様でした。 pic.twitter.com/WFazfui7Xd— HIKAKIN😎ヒカキン 【YouTuber】 (@hikakin) 2019年3月21日
あのヒカキンさんもイチロー選手を称えツイートしています・・・
イチロー選手のタイトル・表彰
■首位打者7年連続7回
■最多安打5年連続5回
■打点王1回
■最高出塁率5回
■盗塁王1回
■正力正太郎賞3回
■パリーグMVP3年連続3回
■ベストナイン7年連続7回
■ゴールデンクラブ賞7年連続7回
◆日本プロ野球史上初200本安打達成
■首位打者2回
■盗塁王1回
■新人王1回
■アリーグMVP1回
■シルバースラッガー賞3回
■ゴールドクラブ賞10年連続10回
◆シーズン最多安打記録262安打達成(84年振りに記録更新)
◆41連続盗塁成功(アメリカンリーグ記録)
◆10年連続200本安打達成(108年振りに記録更新)
日米通算4367安打(NPB1278本 MLB3089本) 世界1位
今後の活動は?
イチロー選手は昨年、マリナーズと「スペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)」契約を結んだ為、引退してもマリナーズに残りコーチ的な存在として技術、精神の両面でマリナーズのサポートを続けると思われます。
同じくMLBで活躍した松井秀樹氏もヤンキースGM特別アドバイザーとして活動を継続していますが、MLBは貢献度の高い選手はチームに迎え入れ、外に出さない方針のようですね。
イチロー選手の生涯年収はなんと約190億円もあります。これにスポンサー収入(TVCMなど)を加えると軽く200億円を超えると言われています。
また「IYI Corporation」という資産管理会社を作り、元TBSアナウンサーの奥様 鈴木弓子さん(旧姓 福島弓子)が取締役CFO(最高財務責任者)としてしっかり資産運用をしている為、一生お金には困らない状況です。(イチロー選手には現在子供がいませんが、まさに孫の代まで安泰でしょう)
お金の心配はいらないセレブですから、今後も一生好きな野球に携わっていくことでしょう。
国民栄誉賞は確実!
2013年に松井秀樹氏が長嶋茂雄氏と一緒に国民栄誉賞を受賞していますが、イチロー選手も過去に、メジャー1年目で衝撃デビューを果たしてMVPなどを受賞した2001年とメジャー最多安打記録を更新した2004年の2回、国民栄誉賞の打診を断っているそうです。
2001年は「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら、現役を引退したときにいただきたい」
2004年は「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」
と発言しています。
まとめ
芸能界には「1000年に一度の○○」と言われる人がたくさんいますが、イチロー選手は本当の意味で「100年に1度」出るか出ないかのスーパースターだったと思います。
野球に真摯に取り組み、淡々と世界記録を塗り替えていく姿はまさに「サムライ」でした。
1995年の阪神淡路大震災時には「がんばろう KOBE」を合言葉に大活躍してチーム(オリックス)をリーグ優勝に導き、日本国民に大きな希望と勇気を与えました。
同じ時代に生まれ「サムライ」の雄姿を見れた事に感謝したいと思います。
今後はしばらくゆっくり休んだ後、野球界の為に貢献していかれることでしょうね。