Twitterオンライン状態確認機能を実装?

Twitter社からアナウンスされた新機能搭載の可能性についての報道が世間を賑わせています。
Twitter社のエンジニアであるサラ・ヘイダーさんが、Twitterユーザー同士の対話を改善する為、オンライン表示とリプライのスレッド化を検討していると発表したからです。
検討されているのは、オンライン状態が分かる「プレゼンス」と会話の流れが読みやすくなる「スレディング」機能です。
オンライン中は、ユーザーのアイコンに緑色の丸印が表示されるのが「プレゼンス」機能、会話の窓に背景色がつくのが「スレディング」機能です。
上記が使用変更になった場合の画面例です。
会話の窓に背景色が付き(スレディング)、ユーザーのアイコンに緑色の丸印が表示されています。(プレゼンス)
「スレディング」機能は見やすくていいと思いますが、「プレゼンス」機能は賛否両論あるようです。
今回の記事に対する反応
・それならFBやラインでいい。
・Twitterを使うのはオンライン表示がないから。
・監視されているようで気持ち悪い。
・みんな24時間オンラインになるに決まっている。
・特にアイドル系の有名人は困るのでは?
・Twitterは、SkypeやLINEではない!
・やましい事がないなら問題ないのでは?
今のところ圧倒的に批判意見が多いようです。
SNS他社のオンライン表示状況
●Face Book
オンライン中はアイコンの下に青いマークが表示されるが、オフラインに変更する事も可能
●LINE
初期設定はオンライン表示になっているが、非表示にすることも可能
●Instagram
オンライン表示機能はあるが、非表示に変更可能
SNS各社の利用状況
(2018年6月現在)
★Twitter
・国内アクティブユーザー数:4500万人
・月間アクティブ率:70,2%
・10代、20代の若年層のユーザーが多くの割合を占め、20代が全体の22,8%
★LINE
・国内アクティブユーザー数:7300万人
・月間アクティブ率:84%
・30代、40代の利用が多く、40代のユーザーは全体の23%を占める
★Face Book
・国内アクティブユーザー数:2800万人
・月間アクティブ率:56,1%
・40代のユーザーが多く、全体の22,9%を占める
★Instagram
・国内アクティブユーザー数:2000万人
・月間アクティブ率:84,7%
・10代、20代を中心とした女性の日常生活の一部と化している
まとめ
TwitterはFace Bookと違い匿名性や気軽さを売りにしてきたため、10代、20代の若年層に支持されてきました。
今回のオンライン中確認機能追加によって、若年層ユーザーの心理面に大きな影響があると考えられ、他社SNSをメインに使用する動きが出るかもしれません。
Twitterでオンライン機能が実装されると、新たな「既読スルー」問題が勃発する可能性もあります。
Twitter社もオンライン状態を表示するかどうかは、ユーザーが設定できるようにするとしていますが、今後の動きから目が離せません。