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藤井七段が新人王4強!優勝の可能性や賞金は?話題の勝負めしも

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藤井七段が新人王4強!初優勝が見えてきた!

将棋の最年少プロ、藤井壮太七段(16)が8月31日に大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第49期新人王戦準々決勝で近藤誠也五段(22)を84手で破りベスト4に進出しました。

昨年はベスト8で涙を飲みましたが、新人王戦は六段以下、26歳以下などの参加資格があるため、今年が最後の挑戦となります。

新人王戦は、歴代優勝者に羽生善治竜王(47)、佐藤天彦名人(30)らが名を連ねトップ棋士への登竜門として知られるだけに是非、獲得したいタイトルでしょう。

 

新人王戦優勝の可能性や賞金は?

四強に進出したのは、藤井壮太七段(16)、青嶋未来五段(23)、梶浦宏孝四段(23)、出口若武三段(23)の4人で、藤井壮太七段は青嶋未来五段と準決勝で対戦します。

それでは、藤井壮太七段の新人王戦初優勝の可能性を探っていきましょう。

 

4人のレーティングや成績

棋士の強さを示す基準としてレーティングがあります。

レーティングとは

★強い人に勝てばたくさん点数がもらえて、弱い人に勝っても、もらえる点数は少ないもの

★強い人に負けても失う点数は少なく、弱い人に負ければたくさん点数を失うもの

 

3人のレーティングは・・・(プロ棋士164人中)

★藤井壮太七段:1831(4位)

★青嶋未来五段:1652(46位)

★梶浦宏孝四段:1606(63位)

出口若武三段は奨励会(四段からがプロ棋士)の為、除外。

 

平均的な棋士のレーティングが1500と言われていますので、藤井壮太七段は頭一つ飛び抜けていますね。

 

4人の2018年の成績は・・・

★藤井壮太七段:18勝3敗 勝率85,5%

★青嶋未来五段: 6勝7敗 勝率65,7%

★梶浦宏孝四段:16勝11敗 勝率59,0%

★出口若武三段: 4勝1敗 勝率80,0%

成績でも藤井壮太七段が圧倒的にリードしています。

 

ちなみに準決勝で当たる藤井壮太七段と青嶋未来五段は初対戦、決勝で対戦するかもしれない藤井壮太七段と梶浦宏孝四段は、過去、藤井壮太七段の1勝0敗です。

その1勝は、昨年公式戦29連勝の記録を作った時の24連勝目でした。

 

新人王戦の優勝賞金は?

新人王戦の優勝賞金は200万円です。

上位タイトルと賞金

1.「竜王」4,200万円

2.「名人」2,000万円

3.「叡王」1,000~2,000万円

4.「王位」1,000万円

5.「王座」 800万円

上位タイトルと比べると、新人王の優勝賞金は少し見劣りしますね。

 

しかし、藤井壮太七段の昨年の年収は、賞金、対局料合わせて推定約1,600万円、今年は2,000万円を超える見通しで節税対策が必要になるという噂です。

若干16歳の高校1年生が年収約2,000万円とは夢のある話ですね。

 

話題の勝負めしは?

毎回、藤井壮太七段は、将棋だけでなく、昼食に何を食べたか話題になりますが、8月31日の準決勝戦では、関西将棋会館近くのお店から「カレーうどん」の出前を取ったそうです。

ちなみに今までの勝負めしを調べてみると・・・

●冷やし中華
●豚キムチうどん
●ごま味噌とじうどん
●ぶっかけそば
●五目やきそば
●豚の生姜焼き定食

16歳の天才棋士は麺類がとってもお好きなようで、冷やし中華の大盛を頼んだこともありました。

育ち盛りの藤井壮太七段には、どんどん食べて欲しいですね。

まとめ

新人王戦の4強に残った棋士の成績をみる限り、今回は藤井壮太七段の優勝の可能性がかなり高いと思われます。

23歳の棋士3人に囲まれた中で、孤軍奮闘する姿を早く見てみたい気がします。

空前の将棋ブームの中、将棋界の未来を担う16歳の天才の活躍を期待せずにはおられません。