アイソトープ · 呪術師 · ランク I
Neven
「二声」と呼ばれる Neven は、肩から光の頭がもう一つ生えてくるまで火花市の呼び込みでした。本人は物静かで礼儀正しいのに、頭は最も危険な敵を自分で見つけ、戦いのあいだずっと呪い続けます
- 種族
- アイソトープ
- 天職
- 呪術師
- ランク
- I、塩 1
- 役割
- 頭が最も危険な敵に呪いをかけ続け、叫びが放射線病で焼く
- 主能力値
- 知力
- シナジー
- アイソトープと闇の契約
Neven はクレーターのふちの火花市で呼び込みをしていました。太陽が砕けたとき、火花は雨のように土地という土地に降り注ぎ、クレーターごとに市が立ちました。火花は物々交換され、売られ、作業台の職人たちへ転売されていきました。Neven の声は三列先まで届きました。「火花だよ!あったかい、生きてる、筆跡入り!」光は自分が出てきたランプを覚えていて、火花にはそれぞれの筆跡があります。Neven はどんな火花のことも、客が三倍の値で買っていくように語ってみせました
いちばんいい火花だけは決して売りませんでした。二十年のあいだ、客に見せる見本として、右肩に縫いつけた小さなポケットに入れて持ち歩いていたのです。その光は肩にしみこみ、肩はこぶのように腫れ上がり、ある朝、そのこぶが目を開けました。ひと冬で二つ目の頭が育ちました。頭はランプのフィラメントのように細く響く自分の声で話し、口にするのは呪いばかりでした。客にも、隣近所にも、天気にも、Neven 本人にも。よく通る声は頭が自分のものにしてしまい、それ以来 Neven は小さな声で話します
光焼けはうつると信じられているので、彼は市から追い出されました。やがて骨接ぎがやって来て、頭を切り落とそうとのこぎりまで取り出したとき、ふたりは初めて同じことを声をそろえて言いました。「いやだ」。ほどなく、頭には才能があるとわかりました。光は光を感じ取るので、頭は犬より早く、一里先から靄を嗅ぎつけたのです。こうして Neven は目の悪いランタン持ちのセルマのもとで、七年のあいだ彼女の手を引いて道を歩きました。道中ずっと頭はセルマを、道を、ランタンを呪い、靄が近づくとあまりに大声で叫ぶので、セルマはいつもランタンをコートの裾で覆うことができました
光焼けはアイソトープを内側から食い尽くします。しかも頭は Neven の肩の中へまっすぐ光を注いでいました。二つの村のあいだ、道半ばで寝ついた彼は、せめて頭だけでも生きられるようにと、頭だけをランタンに入れてほしいとセルマに頼みました。ランタンはふたりとも受け入れました。ふたりの光はひとつだったのです。凪の車庫では、ランタンが覚えている英雄一人ごとに小さなランプが灯されていますが、Neven には二つ灯され、それが正しかったのかどうか、記録係たちは今も言い争っています
Neven 本人は物静かで礼儀正しく、疲れていて、いつも頭のことを謝っています。頭は意地が悪く、うるさく、よく笑い、誰でも呪って誰にでもあだ名をつけます。頭のささやきが聞こえるのは Neven だけなので、彼はそれを丁寧な言葉に訳します。「お会いできてうれしい、と言っています」。Zarna のそばでは頭は黙り込みます。ずきんの下の光のほうが自分の光より明るいからです。だから Neven は隊の中でいつも Zarna のそばにくっついています。自分の考えが聞こえるのはそこだけなのです
ランクごとの能力
特性
二つの声
頭は自分の考えで動き、Neven が殴っているのとは別の敵を呪います。戦闘が始まるとすぐに、そのあとは 4 秒ごとにささやき、盤上で最も危険な敵、つまり攻撃力がいちばん高い敵が 5 秒間 12% の呪いを受けます。前の呪いが切れる前に次のささやきが届くので、その敵は生きているあいだずっと呪われたままです。頭には自分の口があるので、Neven がスタンや沈黙を受けていてもささやきます。ささやきと叫びが同じ敵にかかると、呪いは重なります
レベル 100 の覚醒: 頭が一度に二体へささやき、最も危険な敵二体が呪いを受け続けます

能力 1 · マナ 80、開始時 20
叫び
二つ目の頭が首を伸ばして Neven の標的に向かって金切り声をあげ、光でできた叫びの仮面が標的へ飛んでいきます。標的は 5 秒間の呪いと放射線病を受けます。放射線病は 4 秒かけて入る魔法ダメージです
| ランク | レベル | 呪い、% | 4 秒間の魔法ダメージ |
|---|---|---|---|
| I | 1 | 12 | 160 |
| II | 20 | 14 | 290 |
| III | 40 | 16 | 470 |
| IV | 60 | 18 | 695 |
| V | 80 | 20 | 970 |
星はランクに加えて彼を強くします。能力値は ★2 で ×1.4、★3 で ×1.9、放射線病のダメージは ×1.25 と ×1.6
レベル 1 の数値
- 筋力
- 14 (+1.6 毎レベル)
- 敏捷
- 14 (+1.6 毎レベル)
- 知力
- 22 (+2.6 毎レベル)
- 体力
- 424
- 攻撃
- 38
- 基本攻撃時間
- 1.8
- アーマー
- 2.4
- 魔法耐性
- 20%
- 開始時 / 最大マナ
- 20 / 80
- 移動速度
- 1.9
- 射程
- 3
見た目
- 背が高くやせていて、左右がいびつです。二つ目の頭が生えている右肩は持ち上がって左より太く、Neven は大きな音を避けるように自分の頭をそこから遠ざけています
- 自分の頭ははげかけていて、やせた青白い顔、こけた頬、目の下の黒いくま。目は普通の、生きた目です
- 二つ目の頭は彼の頭より小さくてつるりとしていて、髪も眉もありません。白く焼け、すりガラスの電球のように内側から光り、硬い鉛の襟にはまって、いつも彼の耳のほうへ傾いています
- 二つ目の頭の付け根から肩と腕へ、黄色い縁のある白い光焼けのしみが広がっています。フィルムに焼きついた跡のようにくっきりと
- 革ひもで留めた鉛の胸当てと、呼び込み用の細長い鉛の売り箱。仕切りには面取りされた火花が並び、どれも白く、縁は黄色
- 銅のボタンとすり切れた折り返しのある、色あせたワインレッドの長いフロックコート。暗い色のズボン、脚の巻き布、履きつぶした靴
使い方
最初に倒すべき敵の正面、二列目に置きましょう。頭は最も危険な敵を自分で見つけて戦いのあいだずっと呪い続け、叫びは Neven にいちばん近い標的へ向かいます。最も危険な敵がいちばん近い敵でもあれば二つの声が重なり、部隊全体がその敵を目に見えて強く打つので、Neven はエリート、守護者、ボスを相手にいちばん力を発揮します。Varga と Brakhin とはひとつのコンボになります。Varga が獲物に印をつけ、Brakhin がアーマーを溶かし、頭が呪えば、部隊は硬い標的をすばやく崩せます
群れが相手なら Zarna が助けてくれます。呪いを消す浄化、頭を黙らせるブレイク、そして最も危険な敵もほかとほとんど変わらない、同じような弱いモンスターの波がよく効きます。体力 424 の打たれ弱さで、後列に飛び込む暗殺者には最初の叫びより先に倒されてしまいます
セリフ
- 雇われたとき
- 頭:「ひでえツラばっかりだ」Neven:「お会いできてうれしいそうです」
- 戦闘開始
- 頭:「あいつだ!」Neven:「近いのからいこう」頭:「あいつだ!」
- ささやき
- 頭、小声で:「で、こいつが最悪だ」
- 叫び
- 頭:「光っちまえ!」
- 勝利
- Neven:「ほら、話がついた」頭:「ついてねえよ」
- 死
- Neven:「一緒に来たんだ」頭:「なら一緒に行くさ」
