Erumaru

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言語: JA 日本語

牙の民 · 守り手 · ランク II

Medva

年老いたヒグマで、車両の一族の母。熊のおきては短く、仲間が倒れたらその上に立て。そばで傷ついた味方を打つ者は彼女と戦うことになり、とどめを刺されかけた者の上には、ハッチのふたを掲げた彼女が立ちはだかります

Medva
Medva
種族
牙の民
天職
守り手
ランク
II、塩 2
役割
タンク。傷ついた仲間を打つ者は彼女と戦うことになり、とどめを刺されかけた者の上にはふたを掲げて立つ
主能力値
筋力
シナジー
牙の民と砦

ヒグマの Medva は車両の一族の母です。彼女の祖母は移動動物園に乗せられて古い線路を巡っていました。赤とクリームの縞の車両が十二両、熊は最後の一両です。曲芸場では熊に人間の帽子をかぶせておじぎを仕込み、人々は笑いました。消灯の夜、列車は凪の停車場のそばの行き止まりで止まり、それきり動きませんでした。世話係たちは光に何が起きたのか確かめに出て行ったまま戻らず、獣たちは鍵のかかった中に残されました。九日目、Medva の祖母が熊の車両の扉をレールから引きはがし、熊たちは外へ出ました

熊たちは立ち去りませんでした。一族は今もその列車に、一両に一家族ずつ住み、自分たちを車両の一族と呼んでいます。Medva はそこで、最後の一両のわらの上で生まれ、いちばん早く口をきいた者のひとりでした。最初のことばは「みんな」。吹雪のあと、弟妹を数え終えて母親にそう言ったのです。それ以来、彼女は何かあるたびに仲間を頭数で、声に出して数えます。自分の子熊は三頭でしたが、よその子は二十頭ほども育てました。子狼、子豚、それに大堤の壁から足を滑らせて車両の屋根へ落ちてきた子ヤギたち。だから一族の母と呼ばれるのです。熊のおきては短く、仲間が倒れたらその上に立て。母熊は子熊を打撃の下から連れ出したりせず、その上に立って自分で打撃を受けます。熊の車両の屋根にあった丸いハッチのふたを、Medva は自分のものにしました。かつて熊を中に閉じこめていたものが、今はほかのすべてを外に締め出しています

靄は光に引き寄せられ、大堤じゅうでランタンより明るく燃えるものはありませんでした。その冬、灰色のものは群れをなして凪へやってきました。堤の頂から来た色あせた保線員と、信号ベストを着た野良犬たちです。セルマがホームで倒れ、ランタンが手から転がり出ました。Medva は一族のおきてどおり、ふたを掲げてセルマとランタンの上に立ち、夜明けまで持ちこたえました。朝になると灰色のものは去っていきました。Medva は背にふたを負ったまま、ランタン持ちの上にひざをついて動かず、彼女の光は、ひと晩じゅう自分の体でかばったガラスへ移りました。セルマはそれからまだ何度か冬を越し、冬ごとに明るい塩を車両へ運んで、子熊たちになめさせました

ゆっくりで物静か、口数は少なく、低い声でうなるように話します。めったに怒りませんが、仲間に手を出した者は、立ち上がった彼女の大きさを知ることになります。誰でも初めて会ったときから自分の身内です。「どこの子だい。今日からうちの子だよ」。戦いのあとは隊を頭数で数え、数が合うまで落ち着きません。曲芸場と帽子のせいで人間は好きではありませんが、人間のよろいは身につけています。灰色のものから自分ではぎ取ったもので、どれひとつ体に合いません。Stavr は彼女を下の階のお隣さんと呼びます。彼の山道はちょうど彼女の行き止まりの真上を通っていて、壁から足を滑らせた若いヤギたちは彼女の車両の屋根へ落ちてきたのです。Varga は子熊のようにみんなと一緒に数えられるのが気に入りませんが、Medva が数を間違えると、真っ先に「ここ」と答えるのは Varga です。Tobrin はかつてこの線で動物園の車輪を叩いて回っていて、今では戦いのたびに彼女のふたをレンチで叩きます。「鳴ってる。無事だ」。ほかの誰にも、彼女はふたを触らせません

ランクごとの能力

特性

触るな

Medva から 2 マス以内で体力 50% 未満の味方を、直接の打撃、つまり攻撃か単体への能力で打った敵は、1.5 秒間挑発されます。傷ついた者を放り出して彼女に向かってくるのです。同じ敵には 2 秒に 1 回まで。範囲ダメージと継続ダメージでは発動しません

レベル 100 の覚醒: 傷ついた者に触れた者は群れ全体の獲物になります。この特性で引き寄せられた敵は、さらに 5 秒間 10% の物理ダメージへの脆弱を受けます

咆哮

能力 1 · マナ 110、開始時 40

咆哮

Medva は背筋を伸ばして立ち上がり、前足を広げて咆えます。2 マス以内の敵は挑発され、彼女自身は 3 秒間受けるダメージが減ります

ランクレベル挑発被ダメージの軽減、%
I11.5秒25
II201.75秒30
III402秒35
IV602.25秒40
V802.5秒45
かばい立て

能力 2 · 3 マス以内の英雄の味方の体力が 30% を下回ったとき、10 秒に 1 回まで、レベル 30 から

かばい立て

3 マス以内の英雄の味方の体力が 30% を下回ると、Medva はその味方のもとへ跳び、すぐそばの地面にハッチのふたを打ち込みます。味方は 4 秒間シールドを得ます。もともと隣に立っていれば跳ばず、拘束されているときは隣の者しかかばえません。シールドが残っているあいだ、味方の頭上にはふたのアイコンが浮かび、触るなが、とどめを刺しに来る者をすぐさま Medva へ引き寄せます

ランクレベルシールド
I30290
II55470
III80960

星はランクに加えて彼女を強くします。能力値は ★2 で ×1.4、★3 で ×1.9、かばい立てのシールドは ×1.25 と ×1.6

レベル 1 の数値

筋力
23 (+2.7 毎レベル)
敏捷
15 (+1.7 毎レベル)
知力
15 (+1.7 毎レベル)
体力
568
攻撃
41
基本攻撃時間
1.8
アーマー
5.5
魔法耐性
20%
開始時 / 最大マナ
40 / 110
移動速度
1.9
射程
1

見た目

  • 後ろ足で立つ巨大なヒグマで、牙の民でいちばん重いシルエット。人のような立ち姿ですが、全身が毛皮の山で、なで肩に低い頭。年老いて首筋と鼻面には白いものがまじっていても、衰えてはいません
  • 牙をむき、眉を寄せ、耳を後ろに伏せ、暗い琥珀色の小さな目で右から来る相手をにらみすえています。鼻面には車両の一族のしるし、白い石灰の筋
  • 熊の車両の屋根にあった丸い鋲打ちのハッチのふたを、盾のように内側から掲げています。ひざから鼻面までを覆うふたには、かばった相手ひとりにつきひとつずつ白い足跡が押され、動物園の赤い斜めの帯が残っています
  • 頭のてっぺんには小さな人間のかぶとが帽子のようにちょこんと載り、灰色のものからはぎ取った人間のよろいはどれも寸法が合いません。へこんだ胸当てと、彼女には手のひらほどの肩当て
  • 一度折れた右の前腕は、ボルトで留めた二本の継ぎ目板で締めつけられ、すねにも同じ板があります。牙の民はこうして骨を継ぐのです
  • 武器も履き物もなく、足の裏全体で立ち、長く黒い爪をむき出しにして、ふたと爪で戦います

使い方

前列の中央寄りに置き、前列の隣の仲間とそのすぐ後ろの仲間がどちらも 2 マス以内に入るようにしましょう。触るなが捕まえるのはそばで傷ついた者を打つ敵だけで、かばい立ては 3 マス先まで届きます。彼女がいちばん必要なのは、自分から攻撃の下に飛びこんで体力をすぐ減らす仲間です。追い込みのあと Varga は敵の中でひとりきりになり、Medva はそのあとを追って跳びます。Tobrin は彼女がかばったのと同じ怪我人を当て板で直し、Stavr の警報のシールドは、彼女が群れを自分へ引き寄せるちょうどそのときに彼女を阻止不能にします。彼女が空けたマスは Unarion が守るのがいちばんです。押しても鉤で引いても彼は動きません。ボスには挑発がまるごと効き、Medva はボスを自分に引きつけておけます

最初の咆哮より前の沈黙とスタン、拘束(跳べないと隣の者しかかばえません)、彼女を怪我人から引き離すノックバック、範囲ダメージと継続ダメージがよく効きます。触るなは直接の打撃しか捕まえないからです。ディスペルはかばい立てのシールドを剥がします。弱点はひとつだけ。怪我人のもとへ跳ぶと自分のマスが空き、列に穴が開きます

セリフ

雇われたとき
「どこの子だい。今日からうちの子だよ」
戦闘開始
「みんな、ふたの後ろへ」
咆哮
「さあ、こっちへおいで!」
触るな
「触るな!」
かばい立て
「寝てな。あたしがいる」
勝利
「ひい、ふう、みい……みんないる」
死
「みんな……無事かい?」

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